長瀬家
ながせけ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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長瀬家は、荻町最大級の合掌造り家屋です。1890年に着工し、3年がかりで完成した5階建ての合掌造りの一本柱は約11メートルもあり、屋根の勾配の上から下までを貫いているのが特徴です。長瀬家は250年続いている古い家柄で、『ものを愛する心が宝もの』という家訓があり、初代から三代目までが医者という家系でした。そのため、江戸時代に使われた医療器具も展示されています。
合掌造り家屋での屋根の葺き替えは一大イベントです。かつては50年単位で、「結(ゆい)」と呼ばれる住民同士の助け合いによる共同作業で行われていたと伝えられています。長瀬家では2001年に80年ぶりに実施され、4トントラック10台分の茅が使われました。地域住民だけでなく500人のボランティアが現代の「結」となり、個々の絆や相互扶助の大切さを確かめ合える機会となりました。葺き替えられた屋根が囲炉裏の煙で燻されることで、抗菌・防虫効果が高まり、500年前に作られた仏壇や漆器などが守られ後世へ伝えられていくことが期待されています。
スポット詳細情報
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〒501-5627
岐阜県大野郡白川村荻町823-2
電話番号
05769-6-1047
スポット種類
観光名所
営業時間
9:00~17:00
※ご見学の際はマスクの着用をお願いいたします
定休日
不定休
料金
大人 300円 小人 150円
交通手段
JR高岡駅から加越能バスで約2時間、白川郷バスターミナル下車、徒歩約8分
公式HP
[白川郷観光協会]https://shirakawa-go.gr.jp/see/2335/
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