明善寺郷土館
みょうぜんじきょうどかん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2023年02月21日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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明善寺郷土館は、郷土の民具などを展示する資料館です。建物は1817年頃に高山の有名な大工 山村与四郎によって建てられた合掌造りです。高さはこの地区では最も高い15メートルの5階建てで、釘などを一切使わずに建築されたことから、重要文化財に指定されています。特徴は、客間に「出居(でい)」と呼ばれる座敷が作られていることです。さらに普通の「出居」と「口の出居」「奥の出居」と3室も用意されていることから、訪問者が多かったことが伺えます。
公開されている郷土の民具として、炊事用具や農具、木工家具があり、合掌造りでの当時の暮らしぶりに思いを馳せることができます。特に炊飯用の黒い釜や、蒸すためのせいろなど、日々使われていたであろう道具類が極めて良い保存状態で残されています。また、建物内部の上階から1階を見下ろすことができ、囲炉裏を含めた全景は当時の家族の団らんなど日本の懐かしい風情を感じ取ることができます。
スポット詳細情報
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〒501-5627
岐阜県大野郡白川村荻町679
電話番号
05769-6-1009
スポット種類
国宝・重要文化財、ミュージアム
営業時間
4月~11月 8:30~17:00
12月~3月 9:00~16:00
定休日
不定休
料金
大人 300円 小人 100円
交通手段
東海北陸自動車道白川郷ICから車で10分
JR高山駅から濃飛バスで約1時間、白川郷バスターミナル下車
JR金沢駅から北鉄バス・濃飛バスで約1時間15分、白川郷バスターミナル下車
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