大蓮寺
だいれんじ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月18日
TOURIST Guide編集部
大岡久仁
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大蓮寺(だいれんじ)は、1544年に小田原から行脚(あんぎゃ)してきた覚誉存栄上人(かくよそんえしょうにん)によって建てられた浄土宗のお寺です。
当時の浦安は江戸もまだ開けていない頃で、現在の江戸川河口の小さな漁師町でした。
その町のはずれの境川(さかいがわ)のお堂に、行基大僧正(ぎょうきだいそうじょう)という名僧(めいそう)によってつくられた勢至菩薩像(せいしぼさつぞう)が奉られていて、そのあまりの見事さに覚誉上人(かくよしょうにん)が惹かれ、この勢至菩薩像を守るために小田原にあった自分のお寺と同じ名前の大蓮寺を創建しました。。
現在も開山堂に奉られている勢至菩薩像がその尊像で、火災に遭いながらもその姿をとどめており、安産のご祈願のお参りに多くの方が訪れます。
また、浦安市にある寺院のなかで唯一鐘楼堂(しょうろうどう)があることから、大晦日に除夜の鐘を撞く人たちで賑わうことでも有名ですが、現在のこの鐘は、幼少期を佐倉市(さくらし)で過ごした鋳金家(ちゅうきんか)で人間国宝の香取正彦(かとり まさひこ)氏によって造られ、透明感と重厚感の中に深い余韻を残す音色となっています。
この鐘は、現在も時の鐘として、毎日午前11時に11回撞かれ日々の市民生活の中で時を告げています。
スポット詳細情報
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〒279-0041
千葉県浦安市堀江4-14-2
電話番号
047-351-2533
スポット種類
寺・神社
宗派
浄土宗
営業時間
8:00~17:00
定休日
無休
料金
無料
交通手段
東京メトロ 浦安駅から徒歩約5分
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