時の鐘
ときのかね
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年09月12日
TOURIST Guide編集部
三遊亭平太
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時の鐘は、古くからこの地に根付いてきた鐘楼で、江戸の名残・蔵造りの町並みを見下ろすように高くそびえ立っています。高さ16メートル、いまからおよそ400年前に当時の川越藩主 酒井忠勝(さかいただかつ)によって建てられました。
その後相次ぐ火災で焼失と再建を繰り返し、現在の建物は明治26年の大火の後に建て直された4代目に当たります。
この火災では自分たちの住まいや商店が焼け落ちたにもかかわらず、住民たちの総意でこの鐘楼の建設を最優先させました。
単なる町のシンボル以上に愛着ある建物だったことを窺わせます。
かつては庶民が時間を知る貴重な時計代わりでしたが、今では午前午後の6時と正午、それに午後3時を告げる鐘の音が響くのみとなっています。
それでも、古風な街並みに響く音色の情緒が評価され、環境省の「残したい日本の音100選」に選ばれました。
またこの鐘楼は2年がかりで大規模な耐震補強工事が施されました。地下には60トンものコンクリートを流し込んで基礎を強化し屋根の吹き替えも行われ災害にも強い鐘楼へと変身しました。
スポット詳細情報
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〒350-0063
埼玉県川越市幸町15-7
電話番号
[川越市管理担当]049-224-6097
スポット種類
観光名所
定休日
無休
料金
無料
交通手段
JR川越駅、東武東上線 川越駅、西武新宿線 本川越駅から東武バスで約7分、一番街下車、徒歩約3分
公式HP
[小江戸川越観光協会]http://www.koedo.or.jp/miru-asobu/99/
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