川越まつり会館
かわごえまつりかいかん
川越まつりは「川越氷川祭りの山車行事」として平成17年2月に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された江戸天下祭りの様式を色濃く残したまつりです。
川越まつり会館は山車などを展示している博物館で2003年にオープンしました。
建物は町並みの景観に合わせた蔵造りで、時代を感じさせる堂々とした外観が特徴です。川越まつりは毎年10月に行われ、館内ではその様子が常時放映されており、大型スクリーン映像で興奮や熱気がリアルに伝わってきます。
また展示ホールでひときわ目を引くのが、川越まつりで実際に曳かれている2台の山車です。最上部にある飾りつけの人形まで入れると高さは8メートル余り、重さは5トン以上、これに絢爛豪華(けんらんごうか)な装飾が施され、目を見張るような迫力です。
まつりでは毎年20台前後の山車が街中で曳行(えいこう)されますが最大のハイライトは「曳っかわせ(ひっかわせ)」です。「曳っかわせ」とは山車が各町内の会所前にさしかかる時や通りで山車同士が出会う時、町どうしの挨拶として囃子(はやし)の儀礼打ちを行うことです。
宵闇(よいやみ)に浮かび上がる光と熱気に魅了されて、毎年100万人近くの観光客が訪れます。
〒350-0062
埼玉県川越市元町2-1-10
049-225-2727
ミュージアム
4月~9月 9:30~18:30(入館は18:00まで)10月~3月 9:30~17:30(入館は17:00まで)
毎月第2、第4水曜日(祝日の場合その翌日)、12月29日~1月1日、臨時休館日
一般 300円 小中学生 100円
JR川越駅から徒歩約30分\西武新宿線 本川越駅から徒歩約15分
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