識名園
しきなえん
識名園は沖縄随一の琉球庭園で、首里城の南にあることから「南苑(なんえん)」とも呼ばれていました。
かつて「識名御殿(シチナヌウドゥン)」と称し、1799年に造られ沖縄戦で破壊されましたが、1996年に復元され、2000年にはユネスコ世界遺産として登録されました。
識名園は中国からの使節 冊封使(さっぽうし)をもてなすため、また国王一家の保養のために造られました。
園内は、識名園の中心ともなる「心」の字を崩した形の「心字池(しんじいけ)」のまわりを歩いて楽しむ廻遊式庭園によく見られる和の様式と、池に浮かぶ六角堂や橋に見られる中国様式が取り入れられています。
さらに王族や冊封使が休憩する御殿(うどぅん)や園で使われている琉球石灰岩は琉球様式となっており、日本、中国、そして琉球の建築様式を融合させた庭園です。
また庭園には、県木であるリュウキュウマツと沖縄では珍しい柳の木を組み合わせたり、シークヮーサー、カーブチーなど南国の果樹もあり、沖縄らしい雰囲気を味わえる庭園です。
高台の識名園の中でも最も眺めが良い場所にある勧耕台(かんこうだい)は、琉球王朝の力を冊封使に知らしめるための工夫がありました。
琉球王国はどこからでもすぐ近くに海を見ることが出来るのですが、この勧耕台は琉球王国が小さな島国と見られないように、田園地帯の広がる方向に向けて作られ、海が見えないようになっています。
果樹を植えることも、どこまでも続く国土のように見せることも、琉球王国が実りの多い大きな国であると中国に伝えるための工夫だったのです。
〒902-0072
沖縄県那覇市真地421-7
【識名園管理事務所】098-855-5936
世界遺産、国指定特別名勝
4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 9:00~17:30
水曜日(休日および6月23日 慰霊の日の場合はその翌日)
大人 400円、小人(中学生以下) 200円、未就学児無料
バス[2][3][4][5][14]で「識名園前」下車、徒歩1分
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