青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
せいかんれんらくせんめもりあるしっぷはっこうだまる
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(はっこうだまる)は、役割を終えて退役した船舶の一隻で、連絡船の歴史を伝える海上博物館として1990年に開館しました。
八甲田丸は、5,400トン、1964年から1988年3月まで歴代連絡船では最長の23年7か月にわたって就航しました。
津軽海峡は東西約130キロメートルあり、船乗り泣かせと言われるほど潮の流れが速く、冬の荒波が重なると通常3時間50分の航海は、熟練した操船技術が求められました。
メモリアルシップの四階にある操舵室(そうだしつ)は当時のままの状態で開放されています。
無線交信しながら、風の向きや速さ、天候の変化を読み取って船を操る乗組員の姿が蘇るようです。
また階下にある青函ワールドは、連絡船の就航で発展していく青森市の姿に触れることができます。
昭和30年代がテーマの青森駅前のジオラマは海産物やリンゴなどを売る人、運ぶ人でひしめき合う市場など、活気に満ちた光景が再現されています。
人員・物資だけでなく列車も運んだ連絡船、車両積載室の機関車や巨大なディーゼルエンジンなど興味の尽きないミュージアムです。
〒038-0012
青森県青森市柳川1-112-15 地先
017-735-8150
ミュージアム
4月1日~10月31日 9:00~19:00(入館受付は18:00まで)
11月1日~3月31日 9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
4月1日~10月31日 無休
11月1日~3月31日 月曜日、12月31日、1月1日、3月第2週の月~金曜日
大人 510円 高校生・中学生 310円 小学生 110円
※その他、アスパム、ワ・ラッセとの共通券あり
フェリーふ頭から車で約10分
JR新青森駅から車で約20分
JR青森駅から徒歩約5分
青森自動車路 青森中央ICから車で約20分
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