浜離宮恩賜庭園
はまりきゅうおんしていえん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年12月22日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)は、古くは江戸時代の徳川将軍家の別邸で海を埋め立て造営された庭園です。
海水を引き込んだ池を巡らし当時は鷹を使った鴨場として利用していました。
明治時代には皇室の離宮になり、その時から浜離宮に名称が変わりました。
関東大震災や東京空襲で破壊され、戦後東京都に下賜されて順次整備され現在に至っています。
広さ、およそ25万平方メートル、四季折々の植物が植わるオフィス街と高速道路に隣接する都心のオアシスです。東京湾と接した水門で、潮の干満に応じて水量を調整する潮入の池は、ハゼやボラなどの魚も生息しています。
また木造の橋、お伝い橋(おつたいばし)でつながる中島にある「中島の御茶屋(なかしまのおちゃや)」は、水面に映る姿が殊更美しく、水上庭園の極みともいえる景観です。
潮入の池周辺には、賓客をもてなすための、鷹の御茶屋や松の御茶屋があり、鷹狩や宴に興じる歴代将軍の憩いの場所でした。
時代が移り変わり背後には高層ビルが並んでいます。しかし水に浮かぶ緑濃い和の空間と、ビルの組み合わせは、調和の取れた都市景観を創り出しています。
スポット詳細情報
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〒104-0046
東京都中央区浜離宮庭園1-1
電話番号
03-3541-0200
スポット種類
公園・庭園、観光名所
営業時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日
年末年始(12月29日~1月1日)
料金
一般 300円 (小学生以下および都内在住在学の中学生は無料)
交通手段
都営地下鉄・大江戸線「築地市場」徒歩7分
都営地下鉄・大江戸線「汐留」徒歩5分
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