妙徳山 華厳寺(鈴虫寺)
みょうとくざん けごんじ(すずむしでら)
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年03月19日
TOURIST Guide編集部
大岡久仁
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一年を通して鈴虫の鳴き声が本堂に響く鈴虫寺(すずむしでら)は、正式名を妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)といいます。
1723年に華厳寺を開山(かいさん)した鳳潭上人(ほうたんしょうにん)は名高い学僧で、比叡山(ひえいざん)から始まり、京都や大阪の数多くの寺で各宗を学び、奈良にて華厳宗を修め、難解であった華厳宗(けごんしゅう)をわかりやすく説き広めました。その後、1868年に華厳寺は臨済宗へ改宗されています。
鈴虫寺のいわれは、先代住職が鈴虫の鳴き声で開眼し、試行錯誤の末、季節に関わらず鈴虫の鳴き声を聞くことができるようになったこととされています。
本堂の飼育箱には常に一万匹以上の鈴虫が飼育されており、美しい鳴き声を聞かせてくれます。鈴虫寺に参拝した人は本堂に通され、鈴虫の声を聴きながらお茶とお菓子をいただき、住職の鈴虫説法を聞くことができます。
また、鈴虫寺の山門にはわらじを履いた「幸福地蔵さん」が立っており、どんな願い事でも一つだけ叶えてくれると広く知られ、今では全国からたくさんの参拝者が訪れます。
スポット詳細情報
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〒615-8294
京都府京都市西京区松室地家町31
電話番号
075-381-3830
スポット種類
寺・神社
拝観時間
9:00~17:00(最終入館は16:30)
定休日
無休
拝観料
高校生以上 500円 中学生以下 300円(菓子とお茶付き)
交通手段
阪急電鉄 松尾大社前駅から徒歩約10分
JR京都駅から京都市営バスで約45分、松尾大社下車、徒歩約15分
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