興福寺 五重塔
こうふくじ ごじゅうのとう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年01月31日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
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興福寺の五重塔は、古都奈良のシンボルとして親しまれる高さ50.1メートルの仏塔です。京都の東寺にある五重塔の次に、日本で2番目に高い木造の塔になります。悟りを開いた人の骨を仏舎利(ぶっしゃり)といい、塔には仏教の開祖、釈迦の遺骨を納める仏舎利塔の意味が込められます。現在の五重塔は、730年に興福寺の創建者、藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘、光明皇后(こうみょうこうごう)により建てられ、その後、度重なる被災による再建を経て、1426年頃に立て直されたものです。創建当初、光明皇后は初層(しょそう)の四方に、薬師浄土変(やくしじょうどへん)、釈迦浄土変(しゃかじょうどへん)、阿弥陀浄土変(あみだじょうどへん)、弥勒浄土変(みろくじょうどへん)を、各層に水晶の小塔と垢浄光陀羅尼経(くじょうこうだらにきょう)を安置したといいます。浄土変とは、仏や菩薩の住む国土の様子を描いたものです。その伝統にならい、初層の四方には薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像が安置されています。
スポット詳細情報
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〒630-8213
奈良県奈良市登大路町48
電話番号
0742-22-7755
スポット種類
世界遺産、国宝・重要文化財、寺・神社
宗派
法相宗
定休日
無休
料金
無料
交通手段
近鉄 奈良駅から徒歩約5分
JR奈良駅から市内循環バスで約7分、県庁前下車、徒歩すぐ
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