采女神社
うねめじんじゃ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年12月03日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
keyboard_arrow_down
猿沢池の道沿いにひっそりとたたずむ采女神社は春日大社の末社であり、奈良時代に天皇の寵愛が衰えたことを悲しみ、猿沢池に身を投げた、采女の霊を慰めるためにお祀りしたのが始まりです。その本殿は、池に背を向けた一般の神社では見られない形になっています。これは采女の霊が、身を投げた池を見るのが忍びないと、一夜で社殿が自ら西向きになったためと伝わります。采女神社にお祀りされる悲哀の采女の霊ですが、現在は自分のような悲しい恋に苦しまないようにと、縁むすびの神様となり、若い女性の人気を集めています。毎年、中秋の名月には、采女の霊を慰める采女祭が猿沢池で開催されます。この日、授与所(じゅよしょ)で「糸占い」が授与されます。月明かりで縫い糸に、この赤糸を通すと願いが叶うといいます。糸占いが手に入るのは、1年でこの日のみ。また、普段非公開の采女神社にも参拝できます。
スポット詳細情報
location_on
〒630-8218
奈良県奈良市樽井町
電話番号
[采女祭保存会]0742-27-8866 \n[春日大社]0742-22-7788
スポット種類
寺・神社
定休日
無休
料金
無料
交通手段
近鉄 奈良駅から徒歩10分
JR奈良駅から徒歩20分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。