猿沢池
さるさわいけ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年08月29日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
keyboard_arrow_down
猿沢池は、興福寺南側にある周囲約360メートルの池です。740年代に書かれた興福寺の記録には「作努佐波」と書かれており、サヌは狭い野、サハは沢で、「狭い野の渓流」という意味になります。
それはまた、猿沢池の呼び名にも受け継がれています。
放生会は、興福寺が殺傷を戒めるために魚を池に解き放つ儀式で、毎年4月17日に行われます。
池畔には柳が植えられ、ここから眺める興福寺の五重塔は美しく、古都の風情があります。
夜の「猿沢池の月」は、奈良の優れた八つの景色、南都八景の一つです。
猿沢池には、「澄まず、濁らず、出ず、入らず、蛙はわかず、藻は生えず、魚が七分に水三分」という七不思議と、悲しい采女伝説が伝わります。
采女伝説での猿沢池は、奈良時代に、帝に使えていた女官の采女*が愛を失ったことを嘆いて、入水した池といわれます。
采女*… 後官で帝の給仕をする女官の職
スポット詳細情報
location_on
〒630-8217
奈良県奈良市大路町49
電話番号
[奈良公園事務所]0742-22-0375
スポット種類
自然、観光名所
定休日
無休
料金
無料
交通手段
JR 奈良駅から徒歩約20分
近鉄 奈良駅から徒歩約5分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。