興福寺 三重塔
こうふくじ さんじゅうのとう
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2018年12月03日
TOURIST Guide編集部
楠本和央
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三重塔は、現存する興福寺の建物の中で、北円堂とともに最も古い建物として知られています。三重塔は、男性的なイメージの五重塔に対して、女性的で美しい小塔です。平安時代の1143年に建てられた三重塔は、その後、日本の氏族、平氏による焼き討ちで焼け落ち、鎌倉時代の1180年頃に再建されました。再建されたのは鎌倉時代ですが、その姿は平安時代の優美な建築様式を今に伝えます。初層の内部には、学問・智恵・音楽を司る女神、弁才天坐像がお祀りされています。内部は普段は非公開ですが、年1回の弁才天供の日のみ、特別開帳されます。三重塔周辺には地蔵菩薩の石仏が並び、夕暮れには、三重塔のシルエットが美しい空に浮かび上がる風情ある景色を味わうことができます。
スポット詳細情報
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〒630-8213
奈良県奈良市登大路町48
電話番号
0742-22-7755
スポット種類
世界遺産
宗派
法相宗
営業時間
[7月7日 弁財天供] 9:00~16:00
定休日
無休
料金
無料
交通手段
近鉄 奈良駅から徒歩約5分
JR奈良駅から市内循環バスで約7分、県庁前下車、徒歩すぐ
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