北秋田市のグルメとお土産
山の恵みを活かした郷土料理に舌鼓 バター餅も人気
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2022年05月12日
TOURIST Guide編集部
keyboard_arrow_down
山林が多い北秋田では、厳しい自然環境を生きる里山の人々の知恵が食文化にも表れています。
山間部ではマタギ文化が根付いており、クマ鍋やウサギ鍋などのジビエ料理が有名です。阿仁地区には、鉱山時代の労働者が病気になった時に馬肉を食べたところ、たちまち元気になったという話が残っており、馬肉料理もポピュラーなものとなっています。
秋田名物として有名な「きりたんぽ」は、ごはんを棒に包んで焼いたもの。比内地鶏のガラでとった出汁で鍋にしたり、味噌を塗って食べます。また、「いぶりがっこ」も秋田の伝統食。雪深いこの地では、大根を外に干すことができないため、囲炉裏の上に大根を吊るし、燻して乾燥させた上で作る漬物です。ほかにも、山菜やきのこ、イワナやアユといった山の恵みは、雪国ならではの優れた保存・調理法がみられます。
一方、気軽に試せるご当地グルメは、市北部の鷹巣で採れるししとうを使った、ししとうソフトクリームや、ししとうラーメン。いずれも道の駅「たかのす」で販売しています。
定番のお土産は、ご当地スイーツの「バター餅」や、創業1796年という老舗の菓子店「晩梅」が作るお菓子の数々。伝統工芸品では、秋田八丈と呼ばれる草木染めの絹織物が特産です。北秋田市にたった一軒ある工房が、県内唯一の生産者で、財布やペンケースなど、旅行者が求めやすい商品も取り扱っています。
スポット詳細情報
location_on
秋田県北秋田市
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。