旧函館区公会堂
きゅうはこだてくこうかいどう
和洋の建築が合わさった
文明開化を感じさせる建造物
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年05月14日
西貴輝
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旧函館区公会堂は、函館山の麓で港を見おろす高台にあり、元町公園(もとまちこうえん)に隣接しています。
住民の集会所だった町会所が1907年の大火で焼け落ちた後、1910年に建て替えられたものです。
この時、財政面で貢献したのが実業家・相馬哲平(そうまてっぺい)でした。
住民の寄付とは別に相馬が寄付した金額は5万円(現在の10億円以上)にのぼり、総工費のなんと8割以上を負担したといいます。
建物の大きさは約2,000平方メートル。3つの車寄せが並んだ左右対称の洋風建築で、青みがかった灰色と黄色の縁取りをした外観は、洋館が建ち並ぶ街中でも特に際立っています。
外国人の指導を受けずに建てられたこの建物内部には、和風の装飾がさりげなく施されており、その技術は今も高く評価されています。
また2階にある400平方メートルの大広間では、要人が集まる舞踏会なども催され、国際都市函館を象徴する場所でもありました。
スポット詳細情報
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〒040-0054
北海道函館市元町11-13
電話番号
0138-22-1001
スポット種類
歴史的建造物
営業時間
[夏季] 4~10月
火~金 9:00~18:00、土~月 9:00~19:00
[冬季] 11~3月
9:00~17:00
※最終入館は公開時間終了の30分前まで
休館日
12月31日~1月3日まで
※臨時休館あり(詳細は公式HPをご参照ください)
入館料
一般 300円、学生・生徒・児童 150円
※他施設との共通券あり
交通手段
市電 末広町電停から徒歩7分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。