藤森神社
ふじのもりじんじゃ
藤森神社は平安遷都以前から祀られている古社(こしゃ)で、神功皇后(じんぐうこうごう)によって創建された皇室ともゆかりの深い神社です。「勝運(しょううん)」のご利益があるといわれ、「馬」の神社としても有名なことから、騎手をはじめ多くの競馬関係者や競馬ファンが訪れます。また、御祭神の1柱に日本書紀の編者(へんしゃ)で日本最初の学者である舎人親王(とねりしんのう)をお祀りしていることから、「学問」の神としても信仰されています。
京都の春の風物詩となっている「藤森祭(ふじのもりさい)」は毎年5月1日~5日まで開催されており、5月5日に行われる「神幸祭(しんこうさい)」では、3基(き)の神輿・武者行列(むしゃぎょうれつ)・鼓笛隊が氏子(うじこ)内を巡行します。また多くの競馬関係者のほか多くの参拝者が訪れることで有名な「駈馬(かけうま)神事」も開催されます。又、各家々に飾られる武者人形には藤森の神が宿るとされ、武道や武勇を重んじる尚武(しょうぶ)の精神は、「菖蒲(しょうぶ)」に通じるといわれ、「菖蒲の節句(端午の節句)発祥の地」として知られています。
また、藤森神社はあじさいが有名で境内には2ヵ所の紫陽花苑(あじさいえん)があり、最盛期である6月には延べ1,500坪の苑内には、様々な種類の約3,500株のあじさいが咲き誇り、たくさんの人が見に訪れます。
〒612-0863
京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
075-641-1045
寺・神社
9:00~17:00
無休
無料
JR藤森駅から徒歩5分
京阪電車 墨染駅から徒歩7分
京都駅から市バスで約20分、深草西浦町下車、徒歩14分
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