鶴ヶ城
つるがじょう
全国で唯一、赤瓦屋根の城。戊辰戦争では会津藩を中心とする徳川旧幕府軍が1ヶ月間籠城して守りぬいた
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年06月08日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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鶴ヶ城は1384年、蘆名直盛(あしな・なおもり)によって開かれました。
江戸時代には会津藩がこの城に拠点をかまえ、幕末にかけてこの地で起こった戊辰戦争(ぼしんせんそう)では、薩摩藩・長州藩・土佐藩を中心とした明治新政府軍からの攻撃に対し、会津藩を中心とした徳川旧幕府軍が1ヶ月間にわたる籠城(ろうじょう)を行いました。
現在の鶴ヶ城は1965年に市民らの寄付によって再建された2代目で、全国の城では唯一となる、赤瓦(あかがわら)の屋根が特徴です。実はこの鶴ヶ城の土台を支える石垣にも、ユニークなエピソードが隠れています。
太鼓門(たいこもん)近くにある石垣には、小さく切り出された石にまじって、直径2メートル、奥行き3メートルもの巨大な石がはめ込まれています。
これは魔除けの意味を持つ鏡石(かがみいし)とされていますが、運搬の際にはあまりの重さに遊女(ゆうじょ)が石の上で踊り、運び手を励ましたことから「遊女石(ゆうじょいし)」の別名も持っています。
スポット詳細情報
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〒965-0873
福島県会津若松市追手町1-1
電話番号
0242-27-4005
スポット種類
城・城跡 観光名所 歴史的建造物 ランドマーク
営業時間
8:30~17:00(入城締め切り16:30)
定休日
無休
料金
茶室麟閣共通券 520円、大人 410円、小人 150人
※障がい者手帳提示の際は無料
交通手段
会津若松駅から周遊バス「ハイカラさん」鶴ヶ城入口 下車 徒歩5分
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