神戸市立相楽園

こうべしりつそうらくえん

神戸市立相楽園

江戸時代の御座船や異人館を移築保存
春のツツジや秋の紅葉も美しい日本庭園

スポット紹介音声ガイド
更新日: 2020年10月05日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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相楽園は神戸では珍しい日本庭園で、ツツジの名所として知られています。ここを造った人物は、小寺泰次郎(こでらたいじろう)氏。数字に強く、下級武士から実業家に転じた明治の大富豪で、およそ2万平方メートルの敷地に小寺家の本邸をはじめとする、多くの建物を所有していました。
しかし、そのほとんどが神戸大空襲により焼失。かろうじて戦火を免れたのが、馬屋である厩舎です。
1910年(明治43年)頃に造られた煉瓦造2階建ての西洋建築で、国の重要文化財に指定されています。
一方、緑豊かな日本庭園では船屋形が目を引きます。これは江戸時代に姫路藩が使用していた川御座船の屋形部分を移築したもの。
現存する唯一の川御座船といわれる、大変貴重な文化財です。
また、瓦葺きの洋館、旧ハッサム住宅は明治時代の異人館で、こちらも保存のために異人館街のある北野町から移築されたものです。
このように築庭当初から景観は変われども、現在みられる総ケヤキ造りの堂々たる正門や、その奥に続く見事な蘇鉄群、樹齢500年といわれる大クスノキが、当時の邸宅の規模を今に伝えています。

スポット詳細情報
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〒650-0004

兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1

電話番号

078-351-5155

スポット種類

公園・庭園 観光名所 国宝・重要文化財 歴史的建造物

営業時間

9:00~17:00(入園は16:30まで)

定休日

毎週木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)
12月29日~1月3日
※つつじ遊山期間(毎年4月下旬~5月初旬)、菊花展期間(10月20日~11月23日)は無休)

料金

大人(15歳以上) 300円 小・中学生 150円

交通手段

神戸市営地下鉄[西神・山手線] 県庁前駅から徒歩5分
神戸高速鉄道[東西線] 花隈駅から徒歩15分
JR・阪神 元町駅から徒歩10分
神戸市バス[7]で諏訪山公園下下車、徒歩10分

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都道府県

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