神戸北野異人館街
こうべきたのいじんかんがい
個性的な洋館が織り成す独特の景観
港町・神戸を明治の世から見守り続ける異人館街
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年10月05日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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三宮駅から北野坂を上がった見晴らしのよい一帯に構える、北野異人館街。
明治時代、外国人は専用の居留地に住むことが義務づけられていました。
しかし、来日する外国人の増加に伴い土地が不足。限定的に日本人と同じ区域に住むことを認められた場所が、この異人館街です。
緑豊かな山手の高台で、南に居留地や港を一望できるという立地は外国人に大変人気があり、この辺りには1960年頃まで200棟以上の住宅が立ち並んでいました。
その多くは、明治20年代から大正時代にかけて建てられた「コロニアルスタイル」と呼ばれる洋風建築で、日よけ・目隠しとして窓の外側に取りつけるよろい戸や、張り出し窓、ペンキ塗りの外壁などが特徴です。
ただよく見ると、瓦屋根など日本の建築技術も見受けられます。
これらは外国人建築家のもと、日本人大工が腕をふるった意匠で、和洋折衷の建物もまた、異人館の特色となっています。
また、美しい調度品がしつらえられた内装も大きな見所。現在、30棟余りある中でおよそ半数が一般公開されています。
スポット詳細情報
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〒650-0002
兵庫県神戸市中央区北野町 ※番地は施設により異なる
電話番号
[北野観光案内所]078-251-8360
スポット種類
観光名所 歴史的建造物 国宝・重要文化財 登録有形文化財
営業時間
店舗・施設により異なる
定休日
店舗・施設により異なる
料金
店舗・施設により異なる
交通手段
各線三宮(神戸三宮・三ノ宮)駅から徒歩約15分
シティー・ループバスで「10.北野異人館」「8. 北野工房のまち」「9. 北野坂」下車
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。