吉備津神社
きびつじんじゃ
「桃太郎」伝説発祥の地
国宝の本殿・拝殿や長く美しい廻廊は
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年09月24日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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春の梅や牡丹、初夏は紫陽花、秋のイチョウなど、四季折々の彩りが美しい吉備津神社。創建は諸説ありますが、古代吉備国の時代からすでにあったと考えられています。
注目すべきは、その社殿。室町時代前期に再建された本殿は、山形の入母屋破風(いりもやはふ)をふたつ並べた大屋根が目を引きます。
出雲大社や八坂神社の本殿に匹敵する大きさで、随所に仏教建築の影響がみられる点も特徴。正面に接続する拝殿と合わせて国宝に指定されている見事な建築です。
本殿から南へ伸びる廻廊も見所のひとつ。自然の傾斜に合わせて一直線に続く大変優雅な造りです。
ご祭神は、吉備津彦命。この地を治めていた命が、温羅と呼ばれる鬼を退治したという伝説は、後に「桃太郎」の話のもとになったといわれています。
このため、西側に位置する御竈殿には、吉備津彦命に討たれた鬼の首が埋められていると伝わり、現在も釜の鳴る音で吉凶を占う「鳴釜神事」が行われています。
また、北側に祀られている「矢置岩」も鬼退治に由来するもので、正月には鬼の侵入を防ぐための儀式「矢立の神事」が執り行われます。
スポット詳細情報
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〒701-1341
岡山県岡山市北区吉備津931
電話番号
086-287-4111
スポット種類
寺・神社 観光名所 国宝・重要文化財
参拝時間
5:00~18:00
交通手段
・JR吉備津駅から徒歩約10分
・JR岡山駅6番のりばから備北バス[地頭行き]で26分、吉備津参道口下車
公式Instagram
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