百舌鳥八幡宮
もずはちまんぐう
「ふとん太鼓」で知られる堺の八幡宮
樹齢約800年の見事なご神木にも注目
厄除開運の神として知られる百舌鳥八幡宮は、秋の「ふとん太鼓」が有名です。ふとん太鼓は、赤い座布団を積み上げたような巨大な太鼓台。「月見祭(つきみまつり)」と呼ばれる秋祭りで、数十人が担いで練り歩く、熱気に満ちた伝統行事です。
神社の歴史は非常に古く、創建は6世紀ごろ。八幡神(やはたのかみ)のお告げを受けてこの地を「万代(もず)」と呼び、社(やしろ)を建てたことに起源をもちます。
時を経て平安時代には広大な敷地を有し、大変隆盛を誇りましたが、戦国の世で一時は衰退。その後は、庶民をはじめ、幕府の役人や政治家の厚い信仰を受け、地域の氏神(うじがみ)として親しまれてきました。
境内の見所は、樹齢800年ともいわれる巨大なクスノキ。また、瓦葺きの拝殿、本殿の見事な桧皮葺き(ひわだぶき)にもご注目ください。
いずれも江戸時代の建築で、1971年に改修されたものです。
ちなみに、北側には奈良時代より続く古刹、万代寺(まんだいじ)があります。こちらは明治まで百舌鳥八幡宮の境内にあり、奥の院とも呼ばれていたゆかりの深い寺院です。
〒591-8037
大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5丁-706
072-252-1089
寺・神社
[祈祷受付等] 9:00~16:30
無休
参拝無料
各種祈祷奉納金の参考価格は、HP参照
JR阪和線 百舌鳥駅から徒歩約10分
南海高野線 百舌鳥八幡駅から徒歩約10分
地下鉄御堂筋線 なかもず駅6番出口から徒歩約20分、または中もず駅前[南側]から南海バス[M1][51][特51][特52]で2分、もず八幡前下車、徒歩約7分
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