履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳・石津ヶ丘古墳・百舌鳥陵山古墳)
りちゅうてんのうりょうこふん(みさんざいこふん・いしづがおかこふん・もずみささぎやまこふん)
世界遺産 百舌鳥古墳群のひとつ
国内3番目の大きさを誇る巨大前方後円墳
履中天皇陵古墳は5世紀前半に造られた古墳で、上石津(かみいしづ)ミサンザイ古墳、百舌鳥耳原南陵(もずのみみはらのみなみのみささぎ)など複数の呼び方があります。全長はおよそ365メートル、日本で3番目に大きい前方後円墳です。外側には盾形の濠と堤がめぐっていますが、かつてはさらにもう一重、幅10メートルほどの濠(ほり)があったことが判明しています。
ここに眠る履中天皇は、仁徳天皇(にんとくてんのう)の第一皇子。ところが、考古学的にみると、履中天皇の古墳は父親の仁徳天皇陵より古いという説があり、謎と矛盾に満ちています。
付属の古墳は、かつては10基前後ありましたが、そのほとんどが消滅。現在残っているものは、北側の寺山南山(てらやまみなみやま)古墳と七観音古墳のふたつのみです。また、隣接する七観山(しちかんやま)古墳も付属の古墳でしたが、実物は失われ、代わりに古墳の形をした人工の山が造られました。その頂上にのぼると、履中天皇陵の森がよく見えます。
〒593-0000
大阪府堺市西区石津ヶ丘
[事務局]06-6210-9742
[百舌鳥古墳群ワンストップ電話窓口]0120-099-771(午前9時から午後5時30分まで/年末年始を除く)
世界遺産 御陵・古墳
自由見学
無休
無料
JR阪和線 上野芝駅から徒歩6分
[世界遺産 百舌鳥・古市古墳群]
http://www.mozu-furuichi.jp/jp/learn/map/m15.html
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