ハリスの小径
はりすのこみち
幕末や太平洋戦争の遺跡が今に残る
風光明媚な海沿いの散歩道
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年12月03日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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ハリスの小径は、下田湾に沿って柿崎から福浦まで南北に続く遊歩道です。
1856年にアメリカから下田にやってきたタウンゼント・ハリスは、柿崎の玉泉寺にアメリカ総領事を構えました。
滞在中、ハリスは暇さえあればまちを散歩していたと伝えられており、下田港ののどかな風景が広がるこの海沿いも、現在と道の形は違えど、当時ハリスが歩いていたことでしょう。
遊歩道の途中に見える海上で、一直線に並ぶ台形の石積みは、旧海軍の「石炭積み出し桟橋跡」です。
その先には、「悠久の平和」の石碑と共に、特攻艇、いわゆる「人間魚雷」の格納壕も見られます。
また、ここから黒船でアメリカに渡ろうとした吉田松陰の志を称える石碑や、「帆船時代の水汲み場跡」など、幕末から昭和にかけた遺跡が点在。
ほかにも、「女性が仰向けに横たわる姿」に形容される寝姿山は、この小径から望むとその形がよくわかります。
スポット詳細情報
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〒415-0013
静岡県下田市柿崎38
電話番号
[下田市観光交流課] 0558-22-3913
スポット種類
観光名所 自然
交通手段
伊豆急行線 伊豆急下田駅から須崎海岸行の東海バスで約7分、「腰越」下車、徒歩1分
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