長楽寺
ちょうらくじ
日露和親条約はここで結ばれた!
幕末開国の舞台、長楽寺
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年12月03日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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下田の町中にひっそりと佇む長楽寺。江戸時代にはここの鐘が港に鳴り響き、時を知らせていたといわれています。
この寺院が歴史の舞台に登場するのは、黒船来航の翌年である1854年。ここで日露和親条約が結ばれ、さらに日米和親条約の批准書(すいきんくつ)が交換されたのです。批准書(ひじゅんしょ)とは同意書のようなもので、国家間でこれを交換することにより、条約に効力が生じます。
明治になると寺は一旦廃止されてしまいますが、その後、宝光院長命寺と併合。薬師如来と聖観世音菩薩をご本尊に、再興しました。境内には下田の歴史が詰まった宝物館があるほか、ずらりとならぶ仏像も見事。水琴窟の涼やかな音色もお楽しみください。
ちなみに併合した長命寺は、吉田松陰がアメリカ密航に失敗した際、自ら出頭し拘禁された場所で、現在は跡地である下田中央公民館の前に、石碑が立てられています。
スポット詳細情報
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〒415-0023
静岡県下田市3-13-19
電話番号
0558-22-0731
スポット種類
寺・神社 ミュージアム
拝観時間
8:30~17:00
定休日
年中無休
料金
[宝物館]大人200円 小・中学生 100円
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