洲本城
すもとじょう
淡路の歴史を感じる「洲本城」
緑豊かな三熊山にそびえる城跡
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年02月05日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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洲本城は、標高133メートルの三熊山山頂に位置しています。
淡路水軍を率いた安宅氏によって、室町時代に築かれたといわれ、紀淡海峡や大阪湾を見渡すには最適の場所です。
北山麓にも城があり、山頂の城とは「下の城」「上の城」として区別されています。
安宅氏の後、天正10年(1582)に秀吉配下の仙石秀久が、天正13年(1585)には賤ヶ岳七本槍のひとり脇坂安治が洲本城に入城、脇坂時代に現在残る総石垣の城に改修されたと伝わります。
また、下の城と上の城を繋ぐ二条の登り石垣は、全国でも数箇所しか確認されていない貴重なものです。
慶長14年(1609)、脇坂の伊予大洲転封に伴い、上の城は事実上の廃城となります。元和元年(1615)、淡路国は蜂須賀家に加増され徳島藩となり、寛永8年(1631)より下の城に藩主の御殿が築かれ、明治を迎えることになります。現在、上の城は国の史跡に指定されています。また続日本100名城にも認定されています。
下の城跡には洲本市立淡路文化史料館があり、城の歴史を学ぶことが出来ます。また、ボランティアガイドによる城の案内もあります。
スポット詳細情報
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〒656-0023
兵庫県洲本市小路谷1272-2
電話番号
[洲本市教育委員会生涯学習課]0799-24-7632
スポット種類
城・城跡 登録有形文化財 歴史的建造物
営業時間
終日
定休日
無休
料金
無料
交通手段
JR三宮駅から高速バスで約1時間30分「洲本高速バスセンター」下車、徒歩10~30分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。