吉田松陰寓寄処
よしだしょういんぐうきしょ
2階に秘密の隠し部屋!
吉田松陰が「アメリカ密航」を計画した家
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年12月03日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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静岡県の指定文化財に登録されているこの茅葺の家は、歴史に重要なかかわりがあります。
1854年3月、吉田松陰と弟子の金子重輔は、ペリー率いる黒船でアメリカへ密航するべく、下田へやってきました。
滞在中、皮膚病の治療にと訪れた蓮台寺の共同湯で、医師の村山行馬郎と出会い、彼の家に身を寄せます。その家こそ、この吉田松陰寓寄処です。寓寄とは「一時的に他人の家に身を寄せる」こと。外から見ると平屋に見えますが、梯子でのぼれる2階があり、松陰たちはそこに身を隠していました。
もしこの時に村山氏が松蔭の企てを表沙汰にしていれば、歴史は大きく変わっていたかもしれません。
ここでは現在も、松陰が使用した机や硯、食器などを見ることができます。
また、松陰が入っていたという二層式の浴槽は、中央の間仕切りが底板と離れており、下の方に少し隙間があいている珍しい造りにもご注目ください。
なお、近くには「松陰通り」という足湯があり、無料で利用できます。
スポット詳細情報
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〒415-0031
静岡県下田市蓮台寺300-1
電話番号
[下田市観光協会] 0558-22-1531
スポット種類
歴史的建造物 ミュージアム
営業時間
9:00~17:00
料金
大人 100円 小・中学生 50円
交通手段
・伊豆急行線 蓮台寺駅からタクシーで5分または徒歩約17分
・伊豆急行線 下田駅から東海バス[S35]で10分、松陰寓寄処入口下車、徒歩すぐ
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