安直楼
あんちょくろう
唐人お吉が開いた小料理屋
「下田まち遺産」のなまこ壁にも注目
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年12月03日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
keyboard_arrow_down
安直楼は、「唐人お吉」こと斉藤きちが1882年(明治15年)に42歳で開いた小料理屋です。
それがわずか2年で廃業した後は主を替え、寿司屋として90年代まで長く営業していました。特徴は、黒地に白いひし形が連なるなまこ壁。
下田を代表する歴史的建造物で、「下田まち遺産」に登録されています。
現在、屋内の見学できませんが、毎年3月の「お吉祭り」と5月の「黒船祭」の際には、一般公開されます。
17歳の時、アメリカ総領事 ハリスのもとへ奉公に出されたことで波乱の人生を送ったお吉。その存在は、昭和初期に発表された小説「唐人お吉」で広く知られるようになりました。
ヒロインの悲劇に満ちた物語は戯曲や映画にもなり、細かい出来事の信憑性は議論の余地があるといわれています。
なお、「唐人」とは当時、外国人を表した差別的な表現です。お吉にまつわる資料は、同じ下田市内にある宝福寺の「唐人お吉記念館」にて展示されています。
スポット詳細情報
location_on
〒415-0023
静岡県下田市3-5-21
電話番号
0558-22-0048
スポット種類
歴史的建造物 観光名所
営業時間
外観見学自由(内部は見学不可)
定休日
外観見学自由(内部は見学不可)
料金
外観見学は無料
交通手段
伊豆急行線 伊豆急下田駅から徒歩約13分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。