今帰仁城跡
なきじんじょうあと
琉球統一前に造られた堅城
首里城に匹敵する規模を誇る今帰仁城跡
全長1.5キロメートルに及ぶ城壁を有する今帰仁城(なきじんぐすく)は、首里城と肩を並べる大規模なグスクで、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」という世界遺産のひとつです。
「なきじん」という名前の由来に定説はなく、かつては「みやきせん」と呼ばれていたことがわかっています。
日本では鎌倉から室町時代へ移り変わる14世紀、沖縄には北部、中部、南部に3つの王国が存在し、今帰仁城は北部の拠点でした。
強固に築きあげられた城は、軟らかい琉球石灰岩を用いたほかのグスクと異なり、とても固い古期石灰岩でできています。
このため加工ができず、形も大きさもバラバラな石をそのまま積み上げている点が特徴です。
また、幸い沖縄戦による被害がほとんどないため、住居跡や御嶽(うたき)など貴重な遺構が残っており、出土品は歴史文化センターで多数展示されています。
史跡内には写真やイラストつきの解説版が各所に設置されているほか、知識豊富なガイドも常駐。ガイドツアーは当日申し込むと無料。予約の場合は有料です。
〒905-0428
沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
0980-56-4400
世界遺産 観光名所 城・城跡 遺跡
[1月~4月、9月~12月]8:00~18:00(最終入場 17:30)
[5月~8月]8:00~19:00(最終入場 18:30)
※桜まつり期間(毎年1月下旬~2月上旬)は延長。要問い合わせ
年中無休
※予告無く館内燻蒸、施設管理等によって一部施設を臨時閉館する場合あり
大人 400円 小中高生 300円 小学生未満 無料
※観覧料は今帰仁城跡と今帰仁村歴史文化センターの共通券
※今帰仁村歴史文化センターのみ利用の場合は、150円
名護バスターミナルから沖縄バス[66]本部半島線で41分、今帰仁城跡入口下車、徒歩15分
那覇空港からやんばる急行バスで約2時間30分、今帰仁城跡入口下車、徒歩15分
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