建仁寺
けんにんじ
建仁寺は祇園 花見小路の石畳の奥にたたずむ京都最古の禅寺で、臨済宗の開祖である栄西(ようさい)禅師によって開山され、臨済宗建仁寺派の大本山になります。京都五山第三位の格式を誇り、俵屋宗達(たわらやそうたつ)作の風神雷神図屏風や海北友松(かいほうゆうしょう)の襖絵を始め多くの文化財を所有していることで有名です。
また京都屈指の大寺院であり、広大な敷地内には壮大な伽藍(がらん)を構えており、多数の塔頭寺院があるため一巡りするだけでもかなりの時間がかかります。また、敷地内には大雄苑(だいおうえん)・○△□(まるさんかくしかく)の庭・潮音庭(ちょうおんてい)という3つの個性豊かで美しい庭があります。大雄苑は建仁寺で最も広い枯山水庭園で方丈の南側に面しており、中国の百丈山の眺めを模し、百丈山の別名である大雄山から名付けられました。○△□の庭は新しく2006年に作庭されたもので、○△□の図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、□(地)・○(水)・△(火)で象徴したものとのことです。「潮音庭(ちょうおんてい)」は、四方から眺められる枯山水式庭園で、初夏は苔の緑が美しく、秋は紅葉が見事であり、季節ごとに魅力的な色合いの空間を演出します。
〒605-0811
京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町
075-561-6363
寺・神社
臨済宗建仁寺派
通年 10:00~16:30
4月19日~4月20日、6月4日~5日、その他法要で休止日有
一般 600円 中高生 300円 小学生 200円 小学生未満 無料
京阪電鉄 祇園四条駅から徒歩7分
阪急電鉄 河原町駅から徒歩10分
JR京都駅から市営バスで約20分、東山安井下車、徒歩5分
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