起雲閣

きうんかく

起雲閣

様々な文化が融合した建築様式
文豪が愛した旅館「起雲閣」

スポット紹介音声ガイド
更新日: 2021年01月05日
TOURIST Guide編集部
渋谷朋子
keyboard_arrow_down

起雲閣は、ヨーロッパ式のデザインに和風や中国の彫刻、そして唐草模様など様々な文化を取り入れ、和洋中を融合させた建築様式となっています。
中でもローマ風浴室は日本ではなかなか見ることがなく、建築当初は財閥系の別荘と並び「熱海の三大別荘」と称されていました。
戦後まもなく別荘から旅館へと変わり、熱海有数の宿として知られるようになりました。当時、小説家として活躍していた山本有三がこの離れに通っていたことで、志賀直哉や谷崎潤一郎、太宰治など、名だたる文豪たちも訪れるようになりました。
起雲閣に足を踏み入れると、見事な庭が私たちを圧倒します。豊かな緑が広がるこの庭は、池線回遊式庭園で、屋敷のどこから眺めても楽しめるように造られています。
2000年(平成12年)には、熱海市が所有して一般公開され、その2年後、市の指定有形文化財となりました。また、2014年放送の朝ドラ「花子とアン」では、石炭王の嘉納伝助の屋敷としてロケが行われたことでも知られています。

スポット詳細情報
location_on

〒413-0022

静岡県熱海市昭和町4-2

電話番号

0557-86-3101

スポット種類

歴史的建造物、有形文化財、観光名所、観光地

営業時間

9:00~17:00
※入場は16:30まで
※見学時間の目安は40~60分
[喫茶室「やすらぎ」]9:30~16:30

定休日

水曜日(祝日は開館)、年末(12月26日~30日)

料金

大人610円、高・中学生360円

交通手段

・JR熱海駅から徒歩20分
・JR熱海駅から伊豆箱根バスで10分、起雲閣前バス停下車すぐ。
・JR熱海駅から伊豆東海バスで15分、天神町バス停下車、徒歩2分
・JR熱海駅から湯~遊~バスで30分、起雲閣西口バス停下車、徒歩2分

※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。

都道府県

新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県
滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
徳島県 香川県 愛媛県 高知県
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県