杉本寺
すぎもとでら
苔むした石段が印象的な鎌倉最古の寺院
本堂と山門の茅葺き屋根も今日では貴重な存在に
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年12月16日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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杉本寺は、源頼朝が鎌倉幕府に入るよりも早く、奈良時代の僧侶・行基(ぎょうき)によって734年(天平6年)に開山したと伝えられる鎌倉最古のお寺です。
1189年(文治5年)には火災によって本堂が焼失しましたが、本尊の観音様三体は自ら境内の杉の木の根元に避難して難を逃れたといい、このことから杉本観音の名が生まれました。
山門は江戸時代に建てられたもので、左右に仁王像が収められていることから「仁王門」の名もあります。
この山門と本堂を結ぶ石段は「苔の階段」とも言われ、その名のとおり石段は苔むし、角が丸まったものとなっています。
現在は保護のためにこの石段は通行が禁じられていますが、そんな石段の風情や、山門、本堂とも屋根が茅葺きとなっていることに、このお寺の長い歴史を感じ取ることができます。
スポット詳細情報
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〒248-0002
神奈川県鎌倉市二階堂903
電話番号
0467-22-3463
スポット種類
寺・神社、パワースポット
宗派
天台宗
拝観時間
平日 9:00~15:00(入山受付は14:45まで)
土日祝 9:00~16:00(入山受付は15:45まで)
定休日
無休
入山料
一般(高校生以上)300円、中学生200円、小学生100円
交通手段
JR横須賀線鎌倉駅から徒歩25分
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