浦添城跡
うらそえじょうあと
浦添城跡と浦添ようどれ
見事に復元された美しき石垣と王の墓
浦添城跡は、13世紀ごろに築かれたグスクで、北は切り立つ崖、南は那覇や首里を望む急峻な斜面となっています。
ここは沖縄戦で激しい日米攻防戦の舞台となり、戦前まで残っていた遺構もことごとく破壊されました。
現在のグスクの姿は、発掘調査の成果をもとに復元されたもので、浦添城跡最大の特徴は、北側に位置する王陵「浦添ようどれ」です。
「ようどれ」とは琉球語で「夕凪」を意味し、ここには浦添ようどれを造った英祖王と、琉球王国第二尚氏(だいにしょうし) 第七代国王 尚寧王(しょうねいおう)が左右の石室に分かれて眠っています。
浦添城跡に隣接するガイダンス施設「浦添グスク・ようどれ館」では、英祖王の墓の内部を忠実に再現した実物大模型を設置しており、本物と見紛うほどの精巧な造りは必見です。
また、浦添大公園南エントランス管理事務所にはグスク全体のジオラマや、正殿の屋根に使われていたと考えられている高麗系瓦の模型が展示されており、こちらは無料で見学できます。
〒901-2103
沖縄県浦添市仲間2-53-1
[浦添グスク・ようどれ館] 098-874-9345
遺跡、城・城跡、観光名所、歴史的建造物
[浦添ようどれ]9:00~18:00
[浦添グスク・ようどれ館]9:00~17:00
[浦添ようどれ]年中無休
[浦添グスク・ようどれ館]月曜日(祝日の場合は開館)、12月28日~1月3日
[浦添ようどれ]無料
[浦添グスク・ようどれ館]大人(高校生以上) 100円 小人(小・中学生) 50円
那覇空港から車で約30分
那覇バスターミナルから琉球バス[55]牧港線で約50分、仲間下車、徒歩約10分
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