中村家住宅
なかむらけじゅうたく
琉球王朝時代の古民家を大公開!
豪農の暮らしに学ぶ沖縄文化
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年05月18日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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中村家住宅は、江戸時代後期から明治にかけて建てられた農家の屋敷です。
戦争で失われることなく今に残る大変貴重な史跡で、国の重要文化財に指定されています。
建物は古来より伝わる日本建築をもとに、沖縄独特の「フール」と呼ばれる豚小屋兼トイレや、中国様式を受け継いだ目隠しの塀「ヒンプン」などを取り入れた沖縄らしい造り。
屋根は元々竹葺きでしたが、明治になり赤瓦に替えられました。
これは、農民階級である中村家が、琉球王国時代は瓦の使用を許されなかったためです。
いずれも本土とは信仰も風習も何もかも異なる上、当時の農家の暮らしを知る意味でも非常に重要な文化遺産といえます。
なお、周辺は大城地区と呼ばれる閑静な住宅地です。道には花と緑があふれ、いたるところに素焼きのオブジェが並び、「カー」と呼ばれる井戸があちこちにあるこの辺りは今、散策コースとして注目を集めています。
スポット詳細情報
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〒901-2314
沖縄県中頭郡北中城村大城106
電話番号
[中村家おみやげ品店] 098-935-3500
スポット種類
国宝・重要文化財、歴史的建造物、ミュージアム
営業時間
10:00~15:00
定休日
月・火・水・木・金
料金
大人 500円 中高生 300円 小学生 200円 小学生未満 無料
交通手段
那覇市内より車で国道58号線経由、約35分
那覇バスターミナルから沖縄バス[52]与勝線で約1時間、喜舎場下車、徒歩30分
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