四郷郷土資料館
よごうきょうどしりょうかん
歴史と星空を旅しよう。
知識と癒やしの「四日市市立博物館」
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2021年01月05日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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四日市の北西部にある小さな町、四郷地区。そこに地域の人々が誇りを持って守りつづける「四郷郷土資料館」があります。
この資料館は元々、村役場でした。四郷が生んだ実業家「伊藤傳七(いとう でんしち)」が、ふるさとへの恩返しとして多額の寄付を投じ、1921年に建てました。
そのデザインはハイカラで、小高い丘にたたずむ姿から「全国一の村役場」と謳(うた)われ、住民に愛されました。
しかし約60年後の1982年に村役場は、激しい傷みのために取り壊しの危機を迎えます。その危機を救ったのは、誰よりもこの建物と四郷村(よごうむら)を愛した村人たちでした。
村人たちの存続運動によって、村役場は四日市市の有形文化財に登録されました。さらに、四郷の文化や暮らしを伝えることができるよう、村役場を「四郷郷土資料館」へと生まれ変わらせたのです。
そんな想いの詰まった資料館では、四郷の代表的な工業である紡績業にまつわる道具や当時つくられた糸などが展示してあります。
スポット詳細情報
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〒510-0943
三重県四日市市西日野町3375
電話番号
059-322-5675
スポット種類
登録有形文化財、歴史的建造物、ミュージアム
営業時間
毎週土曜日 9:00~16:00
定休日
営業時間以外
交通手段
・四日市あすなろう鉄道 西日野駅から徒歩11分
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