恵山
えさん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年06月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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渡島半島の東端から津軽海峡に飛び出したようにそびえたつのが恵山で、5万年ぐらい前に始まった火山活動で形成されました。
アイヌの言葉で「溶岩が噴出する山」を意味し、1874年の小規模噴火を最後に活動は沈静化していますが、今も八か所の火口から噴煙が上がる活火山です。
標高は618メートルですが、海に面しているため海流の影響で霧が発生しやすい上に、日照時間も短いので、厳しい植生環境は本州の2000メートル級の山に匹敵します。
このため麓を彩るエゾヤマツツジなどの植物群とは対照的に、頂上付近は赤茶けた土や石が続く荒涼とした岩場となっています。しかし晴れると周囲の絶景が広がり、北には北海度の名峰・羊蹄山、東に日高山脈、そして南は津軽海峡から下北半島まで望め北海道の雄大な自然を眺望できます。
山頂へのアプローチは、登山口から直接登ればおよそ2時間半、火口原駐車場まで車で行き、そこから歩くと標高差はわずか310メートル、およそ1時間10分で山頂です。
煙や硫黄の臭いもありますので、安全登山を心がけましょう。
スポット詳細情報
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〒041-0525
北海道渡島総合振興局函館市
電話番号
[函館市役所恵山支所産業建設課] 0138-85-2336
スポット種類
自然、観光名所
定休日
恵山登山道路は冬季に通行規制あり
交通手段
函館バスセンターから函館バスで恵山登山口バス停下車。登山口火口原駐車場まで徒歩1時間
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