成田山久留米分院
なりたさんくるめぶんいん
1958年(昭和33年)に千葉県の成田山新勝寺からの分霊を招いて建立された成田山久留米分院は、2つのシンボリックな構築物が並び建っていることでも知られています。
その一つが、柔和な日表情を湛えている救世慈母大観音像。62メートルという高さは日本最大級のもので、眉間の白毫には3カラットのダイヤモンドが18個つき、内部には先祖供養などのために千体仏が安置されているだけでなく、展望台も設けられていて、らせん階段で像の肩の高さまで登ることができます。
展望のために開けられている小さな窓からは、遠く有明海、さらには雲仙岳までを見渡すことができます。
そしてもう一つ、観音像の隣に建つ大伽藍が、高さ38メートルの「インド村・平和大仏塔極楽殿」です。その大きさはインド・ブッタガヤに建つ大菩提寺と同じもの。
塔の周りにはおよそ300体のお釈迦様像が安置されています。このお寺のご利益は開運厄除、商売繁盛、家内安全など、実にさまざま。
この他にも境内には、歴史上の出来事を宝石で再現した「天然宝石造り歴史館」や、地獄の様子を模型で再現した「八大地獄絵巻 地獄館」などがあって、楽しみながら仏教への理解を深めることができます。
〒830-0052
福岡県久留米市上津町1386-22
0942-21-7500
寺・神社
成田山久留米分院 9時~17時
観音像、仏塔、地獄館 9時~16時半(土日祝日17時まで)
観音像や仏塔、地獄館を見られる場合は、入り口にて拝観料を頂いております。
大人500円 中高生300円 小学生100円 障碍者手帳をお持ちの方300円(付添人無料)
西日本鉄道(西鉄)久留米駅から西鉄バスで上津バス停下車徒歩5分
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