九州国立博物館
きゅうしゅうこくりつはくぶつかん
九州国立博物館は、東京、奈良、京都に次ぐ国内4番めの国立博物館として、太宰府天満宮に隣接する丘陵地帯に、2005年(平成17)年10月に開館しました。先の3つの国立博物館が美術系であるのに対し、九州国立博物館は歴史系の博物館であることが大きな特徴です。九州が歴史的に大陸との結びつきが強いことを視野に入れ、コンセプトに「日本文化の成り立ちをアジア史的観点から捉える博物館」を掲げて、様々な展示、啓蒙を行っています。
館内展示では石器時代から近世末期 開国までの日本の歴史が紹介されているほか、国宝となっている狩野正信の「周茂叔愛蓮図(しゅうもずくあいれんず)」や、「栄花物語(えいがものがたり)17帖」、さらに木造観音菩薩立像など数多くの重要文化財が展示され、時期に応じて特別展が開催されています。
1階に設けられている体験型展示室「あじっぱ」は入場無料。ここでは日本と交流のあったアジアやヨーロッパの国々の文化を、私たちの五感に訴える具体的な展示によって知ることができます。そして柔らかな曲線を用いた大屋根など、建物の斬新なデザインも、大きな魅力といえるでしょう。
※常時展示替えを行っております。最新の展示状況については各スポットまでご確認ください。
〒818-0118
福岡県太宰府市石坂4-7-2
050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
ミュージアム、重要文化財
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
※閉館時間は変更されることがあります。
月曜日(祝日・休日の場合は翌日)
文化交流展 大人 700円 大学生 350円
高校生以下 18歳未満 70歳以上の方は無料
※特別展は別料金
西日本鉄道(西鉄)太宰府駅から徒歩10分
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、各スポットの最新情報は必ず各スポットのHPなどでご確認ください。