ギャラリーエフ
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月04日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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江戸時代に材木問屋の屋敷の内蔵として建てられた土蔵が1997年にギャラリーとして生まれ変わったのがここ「ギャラリーエフ」です。
1868年に建てられたこの蔵は、柱も梁も太く、土壁は厚さが30センチメートルもある非常に堅牢な作りであり、関東大震災と東京大空襲の猛火をくぐり抜け、江戸の息吹を現在に伝える貴重な建築物として1998年文化庁登録有形文化財として登録されました。
東京大空襲でB29から焼夷弾を浴び、灰と化した東京の下町浅草で焼け野原の中にぽつんと残ったこの蔵は、「扉をすぐに開けたら一気に酸素が入って爆発する」と言われ、冷ますため空襲後二か月、扉を開けずそっとしておいたそうです。
江戸時代の貴重な建築物を維持しながら現在のギャラリーに改装するため、漆作家や瓦職人、左官職人など様々な分野のプロが手を貸してくれて、蔵は「ギャラリーエフ」として生き返りました。
ギャラリーでは様々なジャンルの、あらゆる国籍のアーティストたちの表現の場として、展覧会や演奏会、パフォーマンスなどに活用されています。
スポット詳細情報
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〒111-0034
東京都台東区雷門2-19-18
電話番号
03-3841-0442
定休日
火曜日 その他はツイッターでお知らせします
https://twitter.com/iz_gin
料金
入場無料(演奏会、イベントを除く)
交通手段
銀座線浅草駅2番出口徒歩1分
都営浅草線浅草駅A5出口すぐ
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