両国花火資料館
りょうごくはなびしりょうかん
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2020年11月04日
TOURIST Guide編集部
西貴輝
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隅田川の夏の風物詩といえば花火。
日本が世界に誇る技術の一つである打ち上げ花火の歴史は古く、1733年両国川開きの初日に花火が打ち上げられたのが、隅田川花火大会の始まりとされています。
『両国花火資料館』では、江戸時代の花火玉や打ち上げ筒を始め、日本各地で開催されたお祭りの花火のポスターや設備などを展示しています。
実寸大で花火玉の断面の模型があり、その大きさや、詰められた火薬の緻密さには目を見張るものがあります。
さて、花火大会でよく耳にする「たまやー、かぎやー」の掛け声は、何の意味かご存じでしょうか。これは、江戸の有名な花火師の屋号「玉屋」と「鍵屋」のことで、それぞれの花火を称賛する声でした。残念ながら「玉屋」は不慮の火災が原因で江戸時代になくなってしまいましたが、「鍵屋」は江戸時代からの技術を継承し現在に至っています。
小さな資料館ですが、職員がとても丁寧に花火の説明をしてくれます。また花火の造り方を説明するビデオや書籍もあり、歴史や芸術性に触れることも出来るので、その素晴らしさや奥深さに感動すること間違いありません。
花火資料館に行ってから見る打ち上げ花火は今までとちょっと違う趣があるかもしれませんね。
スポット詳細情報
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〒130-0026
東京都墨田区両国2-10-8 住友不動産両国ビル1階
電話番号
03-5608-6951(墨田区観光協会)
スポット種類
体験・見学
営業時間
12:00~16:00
定休日
月曜、火曜、水曜(7~8月は毎日開館)
料金
無料
交通手段
JR総武線両国駅より徒歩5分
都営大江戸線両国駅より徒歩10分
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