立待岬
たちまちみさき
スポット紹介音声ガイド
更新日:
2019年06月06日
TOURIST Guide編集部
吉川雅子
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函館山の南東に突き出ている津軽海峡に面した岬が「立待岬」で、高さ約30メートルの断崖で晴れれば下北半島も見渡せる景観が特徴です。
江戸時代から明治にかけては、沖合を航行する外国船を監視して、函館山要塞を後方から守る砲台陣地として軍事拠点の役割もありました。
石川啄木や啄木と親交があった与謝野晶子の像や歌碑もあり、明治の文学者を惹きつけたこの場所は、ハマナスの名所でもあり、夏になると一角が鮮やかなピンクに彩られます。
一方、函館の夜景が楽しめるポイントとして知られており、沖合で操業するイカ釣り船の漁火は、煌めくような函館市街とは対照的に、水平線上に光り輝く点の連なりはどこか幻想的です。対岸の下北半島のほんのり輝く灯火も旅情を掻き立てる景色で、異国情緒の中心街から少し離れた、荒々しい波が打ち寄せる絶壁は、港町・函館のもう一つの顔と言えます。
スポット詳細情報
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〒040-0045
北海道函館市住吉町
スポット種類
自然、観光名所、夜景スポット
営業時間
24時間立ち入り可能
定休日
冬季は車両通行止め
料金
無料
交通手段
市電 谷地頭電停下車、徒歩15分
公式HP
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